まぁちさんぽ3@思い出のいなげの浜へ@稲毛海岸のピアノ教室
- 義啓 川手
- 6月1日
- 読了時間: 2分
過去と今が交差する場所
久しぶりに、子供の頃からよく遊びに行っていた「いなげの浜」へ足を運びました。
ここは、僕にとって特別な場所。潮風の香りも、波の音も、いつもどこか懐かしくて、心の奥を優しく揺さぶります。
今のいなげの浜は、昔とは見違えるほど綺麗に整備されていて、まるでリゾートのよう。ベンチや遊歩道、芝生の広場。歩いているだけで穏やかな気持ちになれる空間になっていました。

でも、不思議なもので——
景色は変わっても、思い出は色あせません。
中学生の頃、朝早くから釣り竿を持って自転車をこいで来たこと、
「ここ、どうやって登ったんだろう…?」と今では考えられないような場所にヒョイヒョイ上っていたこと、
あの頃の自分のエネルギーと無鉄砲さに、思わず笑ってしまいました。
若いってすごいですね。
体も心も、壁を壁と思わず乗り越えていくあの感覚。
今の自分にはもうないけれど、その分、違うものを得てきた気もします。
東京湾なのに、今日の海は広くて壮大で、
遠くまで見渡せば、心まで澄んでいくような気がしました。
こんな風景を前にすると、音楽にも新しい深みが出てくる気がします。
懐かしさや時間の流れ、過去の自分との対話。
そんな感情が、旋律に乗ってくれたらいいなと感じました。
たまには、思い出の場所を訪ねてみるのもいいですね。
昔の自分に会いに行くような、そんな時間になりました。
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