教則本のわくわく興味がわくはなし1@バイエル@稲毛海岸のピアノ教室
- 義啓 川手
- 5月4日
- 読了時間: 2分
更新日:3 日前
バイエルの意外な話
【バイエル先生の秘密】実は〇〇が苦手だった!?知られざる素顔にツッコミたくなる話
こんにちは!今日はピアノ学習者なら誰もが一度はお世話になる、あの「バイエル教則本」の作曲家、フェルディナンド・バイエルさんについて、ちょっとクスッと笑える(かもしれない)話をお届けします。
「バイエル」って人の名前だったんだ!

まず最初に、多くの人が思うのがコレ。
「えっ?バイエルって、曲のタイトルじゃなかったの?」
実際、「バイエルやってます!」という言い方が、もはやジャンル名みたいになってますよね。でもちゃんと人の名前です。フェルディナンド・バイエルさん、ドイツ出身の音楽家です。
バイエル先生、実はベートーヴェンの伴奏者だった!?
ここで意外な豆知識。若きバイエルは、なんとベートーヴェンの晩年にちょこっと接点があった…と言われてます。(諸説ありですが)
ただ、ベートーヴェンは晩年ほとんど耳が聞こえなかったので、伴奏しても聞こえなかった説も。
…もはや「伴奏」という名の孤独な独奏。
教則本のくせに、意外とバロック風?
バイエル教則本って、よく聴くと「あれ?これ、バッハ風?」みたいな曲が多いんです。
でも、クラシックに詳しい人に言わせると「これはロマン派だ!」と怒られます。
バロック?ロマン?いいえ、「バイエル風」です(新ジャンル誕生)。
実は…子ども用じゃなかった!?
最大の衝撃がコレ。
バイエル教則本、実はもともと大人の初心者向けに書かれたものなんです。
えっ、あの「チューリップ」みたいな曲が!?って思うでしょ?
でも当時は「大人がピアノを学ぶ」=とってもハイソでおしゃれな趣味。
つまりバイエル先生、大人のピアノブームの先駆者だったんです。時代を100年先取り!
バイエル先生、ツッコミどころ満載
極めつけに、バイエル教則本の最後の方、妙にテンション上がってません?
いきなり短調になって、装飾音もついて、何これ別人!?みたいな曲が出てきます。
「あれ?途中から弟子に代筆頼んだ?」説すら出そうな勢い。
でもそこがまた、人間らしくて親しみがわきますよね。
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まとめ:バイエル先生って、ちょっと好きかも。
長年ピアノを教えていると、「バイエルってつまんない」という声も聞きます。
でもちょっと背景を知るだけで、グッと愛着が湧くんですよね。
バイエル先生、ありがとう。今日もあなたの教則本で、誰かがドの音を弾いてますよ。

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