ピアノの音は一瞬が勝負@稲毛海岸のピアノ教室
- 義啓 川手
- 6月9日
- 読了時間: 2分
【シリーズ まぁちせんせい】
ピアノを弾くとき、必要以上にチカラで押し込んだりしていませんか?
「ピアノは、指を上げて“ストン”と落とす動きが大切です。力を入れて押すのではなく、持ち上げた指を自然に重力にまかせて落とすようにすると、きれいな音が鳴ります。まるで小さなボールをふわっと持ち上げて、ぽとんと落とすようなイメージです。」
ちょうど夜明けに溜まった朝露が自身の重みに耐えきれず宿した葉からポトンと
重力によって落ちる感じもまたよく似ているでしょう
「ピアノの音をきれいに出すコツは、指を“上に上げてから、ストンと落とす”ことです。むずかしく考えずに、まず“持ち上げる”ことが大事です。
そして、その指を“力を入れずに、そのまま落とす”ようにしてみてください。
たとえば、テーブルの上に手をのせて、1本の指だけ少し持ち上げて…そこから“ポトン”と落とす感じです。
押すのではなく、“落とす”ことで、指の重みがそのまま音になります。」
指の使い方 〜ピアノは「押す」のではなく「落とす」〜
ピアノを弾くとき、つい「鍵盤を力で押さなきゃ」と思いがちですが、
実は**“指を上げて、ストンと落とす”**だけで、きれいな音が出るんです。
次のようにやってみましょう。
1. 手をそっと鍵盤の上に置きます。
2. 1本の指だけ、ゆっくりと上に持ち上げます。
3. その指を力を入れずに“ストン”と落とします。
(イメージは「豆をつまんで落とす」や「小さなボールをぽとんと落とす」感じです)
ポイントは、「押そう」とせずに、指の重さをそのまま鍵盤に伝えること。
これだけで、音がぐんと自然に、やさしく響きます。
最初は鏡の前やテーブルの上で、指を1本ずつ持ち上げて落とす練習をしてみても良いでしょう。
ゆっくり丁寧に。音をよく聴きながらやってみてくださいね。
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