教則本のわくわく興味がわくはなし4 @ブルグミュラー@稲毛海岸のピアノ教室
- 義啓 川手
- 5月12日
- 読了時間: 3分
更新日:5月18日
ブルグミュラーは癒し系
お待たせしました!
教則本シリーズ第4弾、今回はついに“癒し系男子”ブルグミュラーの登場です。
バイエル→ツェルニー→ハノンと修行してきた皆さん、甘~くて音楽的なご褒美タイムをお楽しみください。
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【第4弾】ピアノ教則本界の“スイーツ男子”登場!〜ブルグミュラー、その優しさに涙〜
こんにちは!
ピアノ教則本界にも、ついに現れました。
あのスパルタ3兄弟(バイエル・ツェルニー・ハノン)とは一線を画す、音楽的癒し系男子。
そう、その名は…ブルグミュラー!

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第一章:甘い。とにかく甘い。
ブルグミュラーの「25の練習曲」は、もうタイトルからしてスイーツです。
• 「アラベスク」:なんかオシャレ
• 「やさしい花」:もう完全に癒し系
• 「無邪気」:こっちが照れるわ!
音楽にちょっと疲れたあなたへ、そっと差し出されるマカロンのような1曲1曲。
「さあ、ツェルニーで傷ついた心を癒してね」って言われてる気がします。
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第二章:やさしそうに見えて、地味にやりおる。
ブルグミュラーさん、ただの甘々癒し系じゃありません。
ちゃんと音楽表現の大切さを詰め込んでます。
• 強弱(pp〜ff)いっぱい
• テンポ変化あり
• ペダルあり
• え、クレッシェンドからのスフォルツァンド?まじで?
つまり、「楽しいけど、ちゃんと育てる」
**“教育的お菓子”**みたいな存在(グミにビタミン入ってる的な)
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第三章:ブルグミュラーさん、実はお坊ちゃんだった説
実はヨハン・ブルグミュラーさん、ドイツ出身の上流家庭育ち。
そしてなんと…フランスで超モテた(事実)。
優しい曲調と洒落たメロディ。
なるほど、これはモテるわけです。
ピアノ界の「中世の王子様」的ポジションですね。
ツェルニー「左手をもっと独立させなさい!」
ブルグミュラー「まあまあ、そんなに怒らず。ほら、この“牧歌”でも弾いて」
(癒し効果・絶大)
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第四章:どの曲も、ちゃんと“タイトル通り”なのが泣ける
ブルグミュラーの作品って、タイトルが本当にそのまんま音楽になってるんです。
• 「せきれい」→ 鳥がぴょこぴょこ飛び跳ねてる音
• 「貴婦人の乗馬」→ 高貴なリズムに乗る馬!(そして貴婦人!)
• 「清い流れ」→ マジで水音に聴こえる奇跡のアルペジオ
これ、子どもだけでなく大人にもぐっとくる。
だって、ちゃんと“音楽する”喜びを思い出させてくれるんです。
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【まとめ】ブルグミュラー、それは音楽のご褒美スイーツ
バイエルで一歩踏み出し、ツェルニーで鍛えられ、ハノンで無になる——
そんなあなたを、そっと抱きしめてくれる存在、それがブルグミュラー。
「ピアノって、楽しいんだったよね」
そう思い出した時、きっとあなたのそばには“スイーツ男子”ブルグミュラーがいます。

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次回予告:「ツェルニー100番って、正気なの?」〜数字がインフレ起こす教則本の謎〜
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