まぁちせんせい2@モーツァルト未発表曲発見@稲毛海岸のピアノ教室
- 義啓 川手
- 5月20日
- 読了時間: 2分

みなさま!事件です。
モーツァルトの曲が出てきましたよー。
それはどんな曲なんだい?気になりますねー。
2024年9月、ドイツのライプツィヒ市立図書館で、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの未発表曲が発見されました。この作品は「ガンツ・クライネ・ナハトムジーク(Ganz kleine Nachtmusik)」、日本語で「とても小さな夜の曲」と名付けられ、ケッヘル番号K.648として新たに登録されました。
発見の背景と作品の概要
この楽曲は、モーツァルトが10代前半、1760年代半ばから後半にかけて作曲したと推定されています。弦楽三重奏(2つのヴァイオリンとチェロ)またはチェンバロを含む編成で、全7楽章、演奏時間は約12分です。構成は以下の通りです:
1. 行進曲(Marche)
2. アレグロ(Allegro)
3. メヌエットとトリオ(Menuet I – Trio)
4. ポロネーズ「ボロネーゼ」(Polonaise “Boloneso”)
5. アダージョ(Adagio)
6. メヌエットとトリオ(Menuet II – Trio)
7. フィナーレ・アレグロ(Finale. Allegro)
発見された楽譜はモーツァルト自身の自筆ではなく、1780年頃に作成された写譜と考えられています。この写譜は、ライプツィヒ市立音楽図書館のカール・フェルディナント・ベッカー・コレクションから発見されました。
初演と録音
この作品は、2024年9月19日にオーストリア・ザルツブルクで初演され、同年10月にはドイツ・グラモフォンより世界初録音がリリースされました。録音には、室内楽版2種類と、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮によるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるオーケストラ版が含まれています。
鑑賞方法
YouTubeでは、この作品の演奏映像が公開されています。以下のリンクからご覧いただけます:
この発見は、モーツァルトの創作活動の新たな一面を示す貴重な資料として、音楽界で大きな注目を集めています。今後の研究や演奏活動にも期待が高まります。
マーチ音楽教室シュトラウスホールでもぜひ演奏したいですね。
ヴァイオリンとチェロの方〜
この指とーまれ(^^)
コメント