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童謡の雑学-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室
【童謡の雑学-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室】 日本の童謡にも、実は深い意味や意外な背景を持つものがたくさんあります。レッスン中に話すと「へぇ〜!」と驚かれるようなものをいくつかご紹介します。 ⸻ 【1】『赤とんぼ』はお母さんへの思い出の歌? 作詞した三木露風は、実は3歳で母と生き別れになっています。「十五でねえやは 嫁に行き…」という歌詞は、自身の母を思いながら書いたとも言われていて、実は切ない歌なんです。 ⸻ 【2】『しゃぼん玉』は亡くなった子どもへの歌 野口雨情が作詞した『しゃぼん玉』は、1歳で亡くなった自分の娘への想いが込められているという説があります。「しゃぼん玉消えた 飛ばずに消えた…」の一節が儚く胸に響きます。 ⸻ 【3】『春の小川』は、今はもう存在しない? この歌のモデルとなったのは東京・渋谷の「河骨川(こうほねがわ)」。大正時代には美しいせせらぎだったそうですが、現在は暗渠(あんきょ:地中に埋められた川)になって見ることができません。 ⸻ 【4】『あんたがたどこさ』は、肥後(熊本)の地名が由来 この歌には「肥後さ、肥後どこさ、
6 日前読了時間: 2分


クラシック裏話2-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室
【クラシック裏話2-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室】 ⸻ 作曲家の意外なおもしろい話② モーツァルト編 モーツァルトといえば、5歳で作曲を始め、6歳から神童としてヨーロッパ中を演奏旅行。大人になってからも「フィガロの結婚」「魔笛」「ジュピター交響曲」など名曲を次々と生み出したスーパー天才です。 でも実は、モーツァルトは天才であると同時に「いたずら好きの永遠の子ども」だったんです。 ⸻ ① おふざけ大好き!下ネタソング? モーツァルトの手紙や即興曲には、驚くほどユーモラスで子どもっぽいものが残っています。中にはちょっとお下品な替え歌まで! 真面目な宗教曲を作っていた人と同一人物とは思えないですが、モーツァルトにとって「音楽=遊び」だったのかもしれません。 ⸻ ② 犬よりネコ派?動物への優しさ モーツァルトはとても動物好き。特に小鳥をかわいがっていて、オウムを飼っていました。 オウムが死んでしまったときには、ちゃんと葬式をあげて涙を流したそうです。 天才作曲家なのに、まるで子どものようにペットに夢中になる姿、なんだかほっこりしますよね。 ⸻ ③ 人
11月6日読了時間: 2分


3拍子の曲の違い-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室
【3拍子の曲の違い-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室】 3拍子の舞曲(ダンス音楽)には、ワルツやメヌエットをはじめ、さまざまな種類があります。それぞれに特徴や時代背景、リズムの感じ方が異なります。以下に主な舞曲を紹介し、その違いを説明します。 🎵 ワルツ(Waltz) • 拍子:3/4拍子 • テンポ:中庸〜速い(♩= 60〜120程度) • 特徴: • 19世紀ヨーロッパ(特にウィーン)で流行した。 • 1拍目に強いアクセントがあり、「強-弱-弱」の拍感。 • 大きな旋回やスウィング感が特徴的で、優雅かつ躍動感がある。 • 代表曲: • ヨハン・シュトラウスⅡ《美しく青きドナウ》 • ショパン《華麗なる大円舞曲》 ⸻ 🎵 メヌエット(Minuet / Menuett) • 拍子:3/4拍子 • テンポ:ゆっくり〜中庸(♩= 60〜90程度) • 特徴: • 17〜18世紀の宮廷舞曲。バロック時代に特に多く使われた。 • 優雅で上品、形式的。左右対称のようなフレーズ感。 • バッハやモーツァルトの作品によく登場。
11月4日読了時間: 3分


同時に歌う楽しみ-稲毛海岸のピアノ教室
【同時に歌う楽しみ稲毛海岸のピアノ教室】 「違う歌を同時に歌っても美しく響く曲」 これは音楽用語で言うと「対位法的な重ね方」や「マッシュアップ」のようなアイデアになります。 以下に、メロディやコード進行が同じ・似ている曲同士を組み合わせた「同時に歌える組み合わせ」をご紹介しますね。 ⸻ ■ 同時に歌える組み合わせ(例) 1. Twinkle Twinkle Little Star × ABCの歌 × Baa Baa Black Sheep • すべて同じメロディ(モーツァルト作とされる旋律) • 子ども向け・初心者にもぴったり • 3人で歌うと面白い輪唱のようになります 2. 「Let It Be」×「No Woman No Cry」(ビートルズ × ボブ・マーリー) • コード進行が非常に似ている(C–G–Am–F系) • 片方が「Let It Be」のサビ、もう片方が「No Woman No Cry」のサビを歌っても響き合います ⸻ 3. 「君をのせて(ラピュタ)」×「見上げてごらん夜の星を」 • アレンジが必要ですが、同じキー&
11月2日読了時間: 2分


ホルン5度-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室
【ホルン5度-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室】 生徒さんから質問をいただきました。 ホルン5度っていうのがあると聞いたんですが、なんですか? お答えしましょう 「ホルン5度」とは、主にホルン2本で**完全5度のハーモニー(例えばCとG、FとCなど)**を奏でるような場面のことを指します。ホルンの美しい響きを活かす典型的な書法で、クラシック音楽に多く見られます。以下、ホルン5度が印象的に使われる代表的な曲をいくつかご紹介します: ■ 有名なホルン5度がある曲 1. ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》第3楽章(スケルツォ) • トリオ部分にホルンの3本または4本での和音が登場し、ホルン5度が典型的に響きます。 2. ベートーヴェン:交響曲第7番 第1楽章の冒頭 • オーケストラが和音を刻む中、ホルンがCとGで完全5度の響きを長く保ちます。 3. ブラームス:交響曲第1番 第4楽章の序奏部分 • ホルンがC–Gなどの5度で自然で雄大な響きを作り出します。 4. ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》第1楽章 • 冒頭にホルンソロで有名
10月31日読了時間: 2分


まぁちが歌う-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室
【まぁちが歌う-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室】 ⸻ 10月21日 島村楽器八千代店 STC交流会 2台ピアノに声楽初挑戦!音楽の扉がまたひとつ開いた日 10月21日は毎回楽しみにしている島村楽器八千代店のSTC交流会に参加してきました。今回は、前回の話し合いで決めたプログラムによる演奏会形式。 ボサノバ調にアレンジされたブルグミュラー「やさしい花」、スーザの名曲「星条旗よ永遠なれ」など、バラエティ豊かな曲が並ぶ中、私はドビュッシー『月の光』2台ピアノ版のセカンドパートで参加しました。 静かに始まるあの和声、寄り添うようなピアノの響き。セカンドは和声を支えながら流れと陰影を生むパート——これはこれで美しい世界!普段はソロに集中しがちですが、誰かの音楽に寄り添う楽しさを改めて感じた瞬間でした。 そして…まさかの声楽デビュー! 今回の最大のチャレンジはここからです。 そう、なんと声楽に挑戦しました!歌わせていただいた曲は—— シューマン《献呈》 ピアノはこれまで長くやってきましたが、「歌う」というのはまた違う世界。息、言葉、感情、音楽が体の中から湧
10月29日読了時間: 2分
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