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教則本のわくわく興味がわくはなし5半@稲毛海岸のピアノ教室

カール・ツェルニーがリアルに自分の先生だったら…

ピアノの鬼指導をしている様子をコミカルに描いてみた



タイトル:ツェルニー地獄音楽塾


場面:ウィーンの静かな音楽教室。壁には「練習は裏切らない」の看板。


登場人物:

カール・ツェルニー(鬼教官モード)

フランツくん(弟子、14歳、汗だく)



(バァーン! 教室のドアが開く)


ツェルニー(マントを翻しながら):「おはようフランツ!今日も指が千本あるかのように動く準備はできているかね!?」


フランツ(おそるおそる):「おはようございます先生…。今日はせめて指を一本でも休ませて…」


ツェルニー(机をバンッ!):「だめだ!ピアノはスポーツだ!スポ根だ!!このエチュード100番、テンポ200で始めるぞ!!」


フランツ:「せ、せんせい…それ人間が弾けるテンポじゃ…」


ツェルニー(狂気の笑み):「安心しろ、私は昔これを目を閉じて寝ながら弾いた!さあ、汗と涙で楽譜を濡らすのだ!!」


(フランツ、泣きながらスケールを弾きはじめる)


ツェルニー(どこからかメトロノーム100個取り出す):「これが”ツェルニー地獄リズム特訓”だ!100個のメトロノームを完璧に同期してからスケールを弾け!!」


フランツ:「物理的に無理ィィィィ!!」


ツェルニー:「無理を超えた先に音楽はあるッ!!」



(数時間後)


ナレーション:

「こうしてフランツくんは1日で30のエチュードを制覇した。代償として腕が2cm伸びた。」



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