top of page

blogまぁちさんぽ

教室キャラクター

3拍子の曲の違い-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室

【3拍子の曲の違い-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室】


3拍子の舞曲(ダンス音楽)には、ワルツやメヌエットをはじめ、さまざまな種類があります。それぞれに特徴や時代背景、リズムの感じ方が異なります。以下に主な舞曲を紹介し、その違いを説明します。


ダンス

🎵 ワルツ(Waltz)

• 拍子:3/4拍子

• テンポ:中庸〜速い(♩= 60〜120程度)

• 特徴:

• 19世紀ヨーロッパ(特にウィーン)で流行した。

• 1拍目に強いアクセントがあり、「強-弱-弱」の拍感。

• 大きな旋回やスウィング感が特徴的で、優雅かつ躍動感がある。

• 代表曲:

• ヨハン・シュトラウスⅡ《美しく青きドナウ》

• ショパン《華麗なる大円舞曲》



🎵 メヌエット(Minuet / Menuett)

• 拍子:3/4拍子

• テンポ:ゆっくり〜中庸(♩= 60〜90程度)

• 特徴:

• 17〜18世紀の宮廷舞曲。バロック時代に特に多く使われた。

• 優雅で上品、形式的。左右対称のようなフレーズ感。

• バッハやモーツァルトの作品によく登場。

• 代表曲:

• バッハ《メヌエット ト長調(アンナ・マグダレーナの音楽帳)》

• モーツァルト《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》第3楽章



🎵 マズルカ(Mazurka)

• 拍子:3/4拍子

• テンポ:やや速め(♩= 80〜100程度)

• 特徴:

• ポーランドの民族舞曲が起源。

• アクセントが2拍目または3拍目にくる独特のリズム。

• ショパンが芸術作品に高めた。

• 代表曲:

• ショパン《マズルカ》シリーズ



🎵 ポロネーズ(Polonaise)

• 拍子:3/4拍子

• テンポ:堂々とした中庸(♩= 80〜100程度)

• 特徴:

• ポーランドの行進的舞曲。

• リズムは「付点リズム+8分音符+8分音符」が特徴。

• 威厳のある雰囲気、貴族的な雰囲気。

• 代表曲:

• ショパン《英雄ポロネーズ》



🎵 ランドラー(Ländler)

• 拍子:3/4拍子

• テンポ:やや遅め(♩= 60〜80程度)

• 特徴:

• オーストリアやドイツの田舎風舞曲。ワルツの前身。

• 手拍子や足踏みのような素朴なリズム。

• 農民の踊りに近く、民俗的。

• 代表曲:

• ベートーヴェンやシューベルトの作品に登場。

• 映画『サウンド・オブ・ミュージック』のランドラー・シーン



🎵 サラバンド(Sarabande)

• 拍子:3/4拍子

• テンポ:非常にゆっくり(♩= 40〜60程度)

• 特徴:

• バロック時代の舞曲で、荘厳・神秘的な雰囲気。

• 2拍目に重みがある独特のリズム。

• 代表曲:

• バッハ《無伴奏チェロ組曲》第5番 サラバンド

• ヘンデル《サラバンド》(映画『バリー・リンドン』使用)



🎵 ハバネラ(Habanera)

• 拍子:2/4や4/4が多いが、3拍子系リズムに近い感触をもつ。

• 補足:

• スペイン系キューバの舞曲で、「タターター・タターター」のリズムが特徴。

• 3拍子の仲間とはやや異なるが、ワルツ的な雰囲気を持つ曲もある。



🎼 まとめ表

舞曲名 拍子 テンポ 特徴

ワルツ 3/4 中庸〜速い 回転感、1拍目にアクセント

メヌエット 3/4 ゆっくり 優雅で形式的、バロック〜古典期

マズルカ 3/4 やや速め 2or3拍目にアクセント、ポーランド起源

ポロネーズ 3/4 堂々と中庸 行進的、付点リズム

ランドラー 3/4 やや遅め 民俗的、ワルツの原型

サラバンド 3/4 非常に遅い 神秘的、2拍目にアクセント


3拍子は日本人は苦手だと言われてます。みなさんはいかがですか?

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
bottom of page