ホルン5度-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室
- 義啓 川手
 - 4 日前
 - 読了時間: 2分
 
【ホルン5度-稲毛海岸-高浜北団地のピアノ教室】
生徒さんから質問をいただきました。
ホルン5度っていうのがあると聞いたんですが、なんですか?
お答えしましょう
「ホルン5度」とは、主にホルン2本で**完全5度のハーモニー(例えばCとG、FとCなど)**を奏でるような場面のことを指します。ホルンの美しい響きを活かす典型的な書法で、クラシック音楽に多く見られます。以下、ホルン5度が印象的に使われる代表的な曲をいくつかご紹介します:

■ 有名なホルン5度がある曲
1. ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》第3楽章(スケルツォ)
• トリオ部分にホルンの3本または4本での和音が登場し、ホルン5度が典型的に響きます。
2. ベートーヴェン:交響曲第7番 第1楽章の冒頭
• オーケストラが和音を刻む中、ホルンがCとGで完全5度の響きを長く保ちます。
3. ブラームス:交響曲第1番 第4楽章の序奏部分
• ホルンがC–Gなどの5度で自然で雄大な響きを作り出します。
4. ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》第1楽章
• 冒頭にホルンソロで有名な5度(Es–B♭)の響きが鳴ります。
5. チャイコフスキー:交響曲第5番 第2楽章
• ホルンの旋律が美しいですが、背景で支える5度のハーモニーも効果的に使われています。
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ホルン5度は、和声の安定感と山岳的な広がりを同時に表現できるため、特にロマン派以降の作曲家が好んで使っています。
まぁちにはケンタッキー5度というのがあります。
あまりにも美味くて5度食べちゃう。
親父ギャグで〜した(^^)





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